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進徳女子高等学校からのお知らせ

10月31日(月)感話【小川泰範先生】

2016.11.2 〇 16:11

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 10月31日(月)本日の感話は、小川泰範先生でした。

 ハロウィンの由来と、日本の食糧事情についてお話していただきました。

 子どもたちはハロウィンはお菓子をもらう日と楽しんでいますが、皆さんは本当はどんな日か知っていますか?

 ハロウィンは邪悪な精霊から身を守り、秋の収穫を祝う日です。昔は農作物が病気になると、収穫量が減り、生活に直結していました。現在は品種改良や遺伝子組み換えなどで、収穫が減ったとしてもお店に野菜が並んでいないという事はないと思います。

 食糧問題についてもお話します、年間1500万人、1日4万人の人が飢餓で亡くなっています、うち子供の占める割合が7割です。本当に食料は不足しているのでしょうか?世界中で穀物は年間24億トン収穫されています。世界の人口で割ると、1人当たり年間340Kgの穀物を食べることができます。人が生活していくには年間180Kgの穀物が必要です。340Kgもあるという事は、充分に穀物は足りているはずです。どうして飢餓が原因で亡くなる人がいるのでしょうか。その一つの理由として家畜のエサがあります、家畜のエサは穀物が多く使われています。牛・豚・鶏のお肉を1Kg作るのに、牛11Kg・豚7Kg・鶏4Kgの穀物が必要です。先進国の人たちが肉を食べ、途上国の穀物が不足しているのです。

 また、マグロについてもこのようなデータがあります。世界で水揚げされるマグロの4分の1は日本で消費されています、マグロのエサは現地の人が食べる魚です。日本がその魚を買い占めるため、価格が高騰し、現地の人たちは魚を食べることはできません。そして知っておくべきことは、そのマグロがネコやイヌのペットフードになっていることです。

 環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性ワンガリ・マータイさんが感銘を受けた言葉に「MOTTAINAI」があります、世界中の言葉を調べてもこの言葉と同義の言葉はありません。

 飢餓が原因で亡くなる人がいる中、年間1800万トンもの食料が廃棄されています。賞味期限が切れているものもありますが、1000万トンは家庭から出ています。

 今日はハロウィン、収穫に感謝する日です。皆さんも今日は食前の言葉・食後の言葉と共に、食物に感謝してみてください。