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進徳女子高等学校からのお知らせ

7月12日(金)礼拝を行いました

2019.7.13 〇 12:25

 7月12日(金)礼拝で教頭先生のお話を聞きました。

 みなさん、期末考査も終わり1学期の残りの登校日もあとわずかになりました。夏休みを前にしてしっかり自分のやるべきことをこなしてください。

 今日は、「浅い川は波をたて、深い川は波をたてない」という話をしようと思います。

 イメージができますか?浅い川は波をたてながら流れ、深い川は波をたてずに悠々と流れていますね。これは波の物理的特性の説明をしようとしたのではなく、心の状態を川の波に例えたお釈迦様の言葉です。

「心が波立つ」という言葉があります。人と意見が合わず、言い争いをしたりすると「心が穏やかでない」状態になります。また、思いもしなかった困難に出会ったとき、どうして自分だけがこのような目にあうのだろうと思うことでしょう。このような状態は、私たちにとって不愉快なもので、落ち着かずイライラ、ざわざわした気分です。このような状態を「心が波立つ」というのでしょう。

それでは、心が波立つ原因は何でしょう。よく考えてみると、自分にも多くの原因がある場合もあります。「心が穏やかでない」とき、自分は間違っていない、相手が悪いという自分を正当化する心や、他人を批判する心がないでしょうか。また「心が穏やかでない」とき、自分のミスや至らなさをそっちのけにして、腹を立て、怒っていることがあると思います。どうして自分だけと思い続けていても前には進めません。

お釈迦様はこの言葉の後に「愚か者の心は浅く、賢者の心は深い」と説かれています。「心が波立つ」原因を他人のせいにしたり、愚痴ばかり言って自分自身の在り方に気が付かない人のことを「愚かで心が浅い」と言われ、逆に常に自分自身を振り返り、自分の怒りの心や愚痴の心が原因で「心が波立つ」ことに気付ける人が「賢く、心が深い」と説かれたのです。

誰でも「心が波立つ」ことはあります。しかしそのような時、一度立ち止まって自分の心を振り返ることができれば、心の波は大きくならず、収まるのも早いのではないでしょうか。

みなさんも、心がざわついて波が立たないように、冷静に自分自身の行動を見つめなおし「心を深く」してみてください。