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10月30日(月)感話【林先生】

2017.11.01更新

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 10月30日(月)本日の感話は林先生でした。読書についてお話していただきました。

 本を読むことは良いことだとみんな知ってはいると思います。自分は学生の頃ほとんど本は読みませんでした。しかしここ数年本を読むようになりました。みんなはどのくらい本を読むのでしょうか?なんで本を読むと良いのか、語彙力がつく、国語力がつく、など色々あるのでしょうが、今日は違う角度からお話したいと思います。まず1つ目に色々な話題に対応できるようになるという事です。人と話をしていて、自分の知らないテーマになった時や授業中みんなが知っていても、自分が知らないことがあるようなことが自分の高校時代にありました。そんな時色々なジャンルの本を読んでいて、聞きかじりの知識でもいいので持っていることは大切です。これは小論文や面接の時にも役に立ちます。2つ目に非日常を体験できるという事です。自分の日常生活の中で、他者との関わりで感じる相手に対するマイナスなイメージや苛立ちも、本を読むことで違った視点からみることができます。また進路に関わらせれば、自分の就くことのない職業を実体験のように本を読むことで体験できます。3つ目にセンスが良くなります。ここでのセンスとは物事の本質を直感的に理解できることです。本を読むことで幅広い人の考え方を知っておくことはとてもいいことです。ここまで3点お話しましたが、問題はどうやっていつの時間に本を読むかという事です。10分刻みでもいいので本を手に取ってみることが大切です。昼休みの10分間、寝る前の10分間。ある格闘家のお話ですが、彼は年を取っているのですが、毎日筋トレを欠かさないそうです。なぜですか?と聞かれたときに彼は、自分にとっては歯磨きと同じようなものだ、毎日やっていないと気持ちが悪い。と答えたそうです。読書も日常の一つになるといいですね。また東大生のお話なのですが、彼は鞄の中にジャンルの違う本を3冊入れているそうです。そして、ランダムに本を取り出し読むそうです。こうすることで以前読んだ内容を反復しながら読むことができ、閃き力がつくそうです。

進徳を知ろう・見よう・体験しよう。