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1月15日(金)3年生 租税教室を行いました

2021.01.26更新

1月15日(金)6時間目 3年生対象に、広島南税務署の方による「租税教室」が行われました。

 

なぜ税が必要なのか。それは、国民が豊かで安全に暮らすためです。そのためにはいろいろな公共施設や公共サービスが必要です。したがって、国や地方公共団体に多くのお金が必要となってくるのです。

店で買い物をすると「消費税」を負担します。働くと「所得税」を払うようになります。また、火事になったときに消火活動を行う消防士や、ごみの回収、道路整備などは税金で完備されています。

税金の種類は直接税、間接税など国税・地方税を合わせると約50種類もあります。 公共サービスに使われている税金は、平成30年度1年間国民一人当たり、警察・消防費41,900円、ごみ処理費18,600円、医療費130,300円くらい使われています。また、教育に使われる税金は、平成29年度生徒一人当たり、小学生885,000円、中学生1,043,000円、高校生988,000円となり、公立学校12年間の負担額の合計は11,403,000円にもなります。

続いて年金のお話を聞きました。

学生でも、20歳になったら公的年金制度に加入、保険料を納める義務があるということ。また、保険料を納めることが困難な場合は、「免除」または「猶予」制度があること。「老齢年金」や「障害年金」、「遺族年金」があることを学びました。高校3年生の私たちも2年後には、納める義務が発生することと、その必要性を実感することができました。

豊かで安心して暮らせる未来のためには、公平な租税負担と給付の関係について、私たち一人ひとりが考えることが大切です。

進徳を知ろう・見よう・体験しよう。