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3学期終業式が行われました

2022.03.22更新

みなさん、こんにちは。今日は3学期最後の登校日、終業式です。

この1年間はコロナ禍で全校生徒が一同に講堂に集まることが出来ず、1学期と2学期の終業式は普通科と国際食育デザイン科に分かれて行ってきましたが、ようやく1・2年生だけですが、こうして全校生徒の顔を見ながら話しをする機会が訪れました。

改めてお話しますが、この進徳女子高等学校は浄土真宗本願寺派の宗門校です。この講堂にはここに阿弥陀如来さまがおられます。ですから、この講堂は特別な場所、特別な空間になります。この講堂に入る時、出るときには、こちらの仏壇に向かって必ず忘れずに一礼をしてください。

浄土真宗本願寺派では「私たちのちかい」という私たちがどのように生きていくべきかを示された言葉があります。「私たちのちかい」は現在の浄土真宗本願寺派のトップである大谷光淳(こうじゅん)門主が今から4年前の2018年に示されたもので、全部で4条あるのですが、第3条に「自分だけを大切にすることなく、人と喜びや悲しみを分かち合います。慈悲に満ちた仏さまのように」とあります。

 

「慈悲に満ちた仏さま」とは、こちらにおられる阿弥陀如来さまです。阿弥陀如来は、私たち全ての人を救う誓いを立てられました。それを「大悲」といいます。みなさんが音楽の時間に習った『恩徳讃』に「如来大悲の恩徳は、身を粉にしても報ずべし」という歌詞がありますね、「如来大悲」とは、阿弥陀如来が、私たち全ての人を救う誓いを立てられたということです。

私たちは、何かにつけて、つい自分のことしか考えず、自分中心に行動するということがよくあります。自分を大切にすることは当たり前ですが、他人に対しても自分と同じように、思いやりの気持ちを持つこと、これが大切なことです。

例えば親や友達に対して、ついかっとなってしまい、感情のままにひどいことを言ってしまった、あるいはひどいことをしてしまった。後から考えて、あんなこと言わなければ良かった、しなければ良かったと後悔してしまった。という経験もあるでしょう。まあでも言ってしまったことややってしまったことだから仕方がないなと思いますか?逆の立場で自分がもし、人から同じように感情的にひどいことを言われたり、されたら、どう思いますか、まあ仕方ないなでは済まないでしょう。自分が言われて嫌だなと思うことは、人にも言わない。自分がされて嫌だなと思うことは、人にもしない。これが他人に対しても自分と同じように、思いやりの気持ちを持つということです。

もう一度言います。自分だけを大切にすることなく、人と喜びや悲しみを分かち合い、他人に対しても自分と同じように、思いやりの気持ちを持つこと、この「私たちのちかい」の一つを、ぜひ忘れないように、これから新しい学年に上がって、自分自身の心を磨き、人間として大きく成長して高校生活をさらに充実したものとしていってください

進徳を知ろう・見よう・体験しよう。